『香川県の田舎で子育てをする、メリット・デメリット』
シリーズ③【小学生編】です。
①【新生児~2歳編】と②【幼児編】は、それぞれ下記のページからご覧ください。
①【新生児~2歳編】はこちら↓
②【幼児編】はこちら↓
私達は2022年9月現在、中学1年の娘と小学4年の息子がいます。
田舎暮らしに憧れ、関西から香川県へ移住し14年。
香川県の田舎で小学生を子育てするメリット・デメリットをまとめました。
香川県の田舎で【小学生】を子育てするメリット5選
こどもだけで友達の家に行けない
デメリットのようですが、親の立場からすると、
と~っても、メリットだと思います。
田舎の場合、
- こどもたちが遊ぶ約束をする
- それぞれの親に報告
- 親同士が連絡確認
- 双方がok
- 家に行って遊べる
というのがこどもたちの遊ぶ流れ。
低学年の時は送迎が基本で、高学年は自転車で行き来するようになります。
遊びに行くときも、来てもらうときも、親の承諾がいるので、
『申し訳ないけど、頻繁に遊ばせたくないな』と感じる方とは、
学校外での関りは、ある程度、一線をひくことができます。
親子で仲良くできる友達ができるといいですね♪
登下校で体力がつく
田舎は小学校から徒歩。中学からは自転車で登校するケースが多いです。
- 1㌔~3㌔程度の距離が一般的
- 6時半過ぎに家を出発している子もいます
- 旗当番は、月に2度ほど
寒い冬も、暑い夏も、雨の日も重いランドセルを背負って歩いていくので、
かなりの運動量になり、6年間で心身共に成長することでしょう。
地域の方々のサポートは厚く、
下校時も、こどもたちは安心して帰宅できます。
こどもたちの人数が少ないので、地域の方には、
すぐに顔と名前を覚えてもらえます。
海・山・川がある
香川県には海・山・川があり、
遊び盛りの小学生にとって、絶好の遊び場となります。
実際にこどもたちと行った、おすすめの場所の紹介です。
香川県の海遊び
【荘内半島 三豊市詫間町大浜】
指定の海水浴場ではないので、人は少なく、のんびりと過ごせます。
遠浅でこどもたちにも安心。
岩場の近くにいくと、生き物もたくさんいて、
海の自然を満喫することができます。
荘内半島は、香川県の北西部に位置し、地元の方々にとっては、
半島周辺、どこでも最高の海遊び場となっています。
香川県西部の海水浴場は、
- 名部戸海水浴場
- つたじま海水浴場
- 有明浜海水浴場
など、いくつかの海水浴場もあり、
行く度に訪れる場所を変えるのも、楽しみのひとつです。
【荘内半島 三豊市詫間町大浜】 ↓
香川県の山遊び
【丸亀市綾歌町 城山】
【丸亀市綾歌町 城山】
標高375Mの山。 こどもたちと一緒でも、1時間ほどで登頂できます。
頂上までの登山ルートはいくつかあって、
自然の中をワクワクしながら、楽しく登山可能。
勾配がきつい道もあり、小学生にとっては丁度良い負荷となるでしょう。
- 頂上についた瞬間の達成感
- 山頂から眺めることのできる、360度の良い景色
- 登下山する際の、こどもとのコミュニケーション
山登りは、シーズン関係なく、いつでも楽しめます。
季節によって、音や香り、見える景色が変わってくるので、
自然の素晴らしさを、間近で体感してください。
大人の運動不足解消にも、バッチリです
【丸亀市綾歌町 城山 綾歌森林公園からの登山口】 ↓
香川県の川遊び
【綾歌町 柏原渓谷】
酷暑の夏、ここにくると、
『5度くらいは温度が低いのでは?』と感じるくらい、快適な環境です。
車同士がすれ違いできない程の、狭い道を通ってたどり着く必要がありますが、
川遊びの良さは、
- 低学年でも楽しめる
- なんとも言えない心地良さ
- 水温が低く、涼しい
- 入水後、ベタベタせず快適
浅瀬だけではなく、飛び込みができる、深い場所もあるので、
高学年以上のこどもたちも、楽しめると思います。
ライフジャケットは、必ず装着させましょう!
【綾歌町 柏原渓谷 川遊びポイント】 ↓
海・山・川遊びでは、こどもたちと時間過ごし、
感動を共有できることは、大切なことだと思います。
香川県の田舎で生活すると、少し車を走らせれば、全ての体験が可能です。
給食が美味しい
こどもたちは給食が大好きです。
『学校でこれが出たから、同じの作って』とか、
『給食で出たら、嫌いな〇〇も食べれるんよなぁ』と話します。
生鮮食品が新鮮なことも影響しているか、今は全国的なことなのか、
申し訳ございません。はっきりとしたことは、わからないですが、
試食会に参加したことのある妻も、『めっちゃ美味しい』と話してました。
夕食時に姉弟で、『今日の給食美味しかった!。なぁ!』
と話している頻度が多いので、
学校での楽しい時間が増えることは、親としては何よりの喜びです。
魚料理が美味しい。と話すことが多いです^^
全国レベルを目指す、熱心なスポ少が多い
田舎はこどもたちの数も少なく、加入するチームの選択肢が少ないですが、
全国大会出場、そして優勝を目指す、本格的なクラブも多く存在します。
香川県出身の選手が、世界の舞台で活躍するスポーツ
- バトミントン(桃田 賢斗)
- バスケットボール(渡邊雄太)
- 新体操(喜田純鈴)
高校で、全国トップクラスの成績を残すスポーツ
- 野球(高松商)
- 空手(高松中央)
- ハンドボール(香川中央)
上記の道をつくった方々が中心となって、それぞれのスポーツで、
小学校から熱心に取り組むチームも多いと思います。
私たちのこどもたちは空手を習っていました。(黒帯取得。息子は継続中)
- 平日(月~金全て)19時~21時
- 土日9時~15時
- 県の強化練習が月1程度
- 年に2~3回、合宿
- 遠征もあり
といった感じで、とにかく熱心にご指導くださります。
毎日通わせているわけではないですが、
同じ道場に、全国で活躍するこどもたちもたくさんいますので、
レベルの高さや、スポーツへの向き合い方など、
親子共々、学ぶことはたくさんありました。
香川県の田舎で【小学生】を子育てするデメリット3選
習い事は送迎が必要
幼児から続くことですが、習い事にも送迎は必要になります。
- 近くの小・中学校で練習
- 近所の書道教室
近い場所でも、小学生を1人で向かわせるのには距離と抵抗があり、
大半の方は、行き帰りの両方、車で送迎しています。
1時間~2時間ですぐにお迎え、といった感じなので、
これらに加え、
- 掛け持ちでの習い事
- 姉弟別々の習い事
- 週に数回行う習い事
となった場合、毎週のこととなるので、結構大変です・・。
夫婦で役割分担をし、協力していければいいですね♪
すぐに共通の知り合いになる
学校でも、習い事でも、何かのコミュニティでも、
共通の知り合いだらけになるでしょう。
どのみち繋がっていくので、
『○○くんと一緒だったら行く』 『○○ちゃんがいるからそこに行く』
という理由を尊重しすぎず、
幼い頃から、誰も知り合いのいない環境へ向かわせる。
これらをあえて行うことが、親子にとっても良い経験になります。
【近所の人が行っていないこと】も、習い事先を決める条件の1つでした。
PTA役員活動が必須
【幼児編】でも記載しましたが、小学校は6年間あるので、
PTA役員の活動は、確実に担わなければならない状況になるでしょう。
- 任期は1年が一般的
- 打ち合わせは年に数回程度
- 夜の19時頃から2時間程度
仕事や家事、習い事の送迎などと重なると、大変ですが、
学校行事の運営側にまわったり、地域の方々と接する機会となるため、
貴重な体験にもなります。
年齢層が上がっていくにつれて、PTA活動もしっかりとしたものになっていくので、
覚悟はしておきましょう。
無理はせず、みんなで支え合いながらこなしていきましょう。
まとめ
田舎の素晴らしさを持ち、便利さも兼ね備えた香川県の田舎での子育て。
ゲームやスマホも大切なことだと思いますが、
身近に自然を感じられる環境は、
非常に良い影響を与えてくれると思います。
小学校時代は特に、精神的にも、体力的にも、どんどん成長していきます。
小学生の期間も、恩恵をたくさん受けられること間違いないです。
シリーズ④【中学生編】は、娘が卒業した後にでも、まとめていきます。
中学生も、色々とメリット・デメリットがありそうです^^
13年過ごして思う【香川県をおすすめする理由】の記事はこちら ↓