田舎暮らしに憧れ、関西からうどん県に移住。
香川県暮らし15年目です。(高松市3年、丸亀市11年。)
この記事では、【新生児~2歳編】として、
香川県の田舎で子育てをする際の、メリット6選・デメリット3選をお伝えします。
香川県の田舎で【新生児~2歳】を子育てするメリット6選
泣き声、騒ぎ声を気にしなくて良い
田舎は住宅密集地が少なく、
親も子も、のびのびと過ごすことができます。
- 赤ちゃんには昼夜問わず、思いっきり泣いてもらえる
- 家の中でも、外でも、走り回れる
これらを気兼ねなくできることは、
このご時世、とっても貴重な事。
子育ては、周りの方々への配慮も気になるところです・・。
田舎での生活では、親のストレスはかなり軽減されるでしょう。
コロナ禍での、外出制限の際は、田舎の良さを実感しました
自然を満喫できる
庭に出るだけで、充分な気分転換。
幼い頃から土に触れたり、虫を観察したり、外の匂いを嗅いだり。
心地良くても、悪くても、
こどもたちにとっては、貴重な体験となります。
- 朝昼晩で変化がある
- 天候で変化がある
- 季節で変化がある
キャンプや旅行など、時々の田舎体験も良いですが、
定住することでしか感じられないものがあります。
自然の中で生活すること。子どもたちの感性が育まれると思います。
夜の田んぼから聞こえるカエルの大合唱は、
最高の睡眠用BGMです
離乳食として、うどんを一緒に食べに行ける
赤ちゃんが生まれると、なかなか外食にも行けないでしょう。
私達は離乳食を食べ始めた頃から、うどん屋さんには頻繁に行ってました。
広い座敷がある店舗を利用し、
夫婦で時間差で注文。交代で赤ちゃんを見る。というスタイルを取ります。
香川のうどん屋さんでは、乳幼児のために、
うどんをカットするはさみを貸してくれます。
小さいときから皆でうどんを食べて、
ママの気分転換にもなり、家族の絆を深めていくことができます。
冬は期間限定で、しっぽくうどんがメニューに加わります。
しっぽくうどんは、煮込んだ野菜がたくさん入っているので、
栄養たっぷりで食べやすい、しっぽくうどんがおすすめです。
地域の方に、良くしてもらえる
田舎は地域活動が活発です。
おじいちゃん、おばあちゃん世代との交流もあり、
子どもたちとも、接する機会は多いでしょう。
- こどもが人見知りしなくなる
- 成長を喜んでもらえる
- 見守り隊になってもらえる
幼い頃から、家族以外の方々とのコミュニケーションは、
こどもたちにとって、良い機会となります。
親同士がそれほど仲良くなくても、
大人とこどもは仲良し。というパターンも多いです。
子育て支援センターの質が高い
子育て支援センターとは、
3歳未満の乳幼児の親子を対象に、
交流や育児相談、情報提供等を実施する市町事業です。
各市町村内の所在地など、詳しくはこちら↓
地域子育て支援拠点情報 | 公益財団法人香川県児童・青少年健全育成事業団 (sanuki.or.jp)
利用は無料ですよ♪
香川県では、2・3世帯で生活を共にし、
家族みんなでこどもたちの生活を支えていく。
といったスタイルをとる方々が多いです。
支援センターのスタッフや利用者の方々は、
豊かな人が多いので、
トラブルを起こすような人柄の方は、少ないと感じました。
- 子育て仲間ができる
- ずっと仲良くできる友達と出会える
- 田舎での考えなど、リアル情報を知ることができる
支援センターで仲良くなった親子とは、
幼稚園、小中とずっと仲の良い友達です。
入場無料の牧場がある。【1歳までの免疫対策に重宝】
『1歳くらいまでに、動物のいる環境へ行くと、
細菌に対しての免疫がつき、アレルギー体質になりにくくなる。』
TVでこのことを知り、休みの日は毎回のように、
高松市塩江町にある、ふじかわ牧場さんへ、
こどもたちを連れて行きました。
- 駐車無料、入場無料
- 動物園よりも身近で見れる
- ソフトクリームが美味しい
牛さんはもちろん、馬やウサギ、ヤギなど、他の動物もたくさんいます。
乳製品の販売もされていますが、
【買わないといけないプレッシャー】などは無いのでご安心ください。
高松市塩江町 ふじかわ牧場 → http://www.sionoe.com/
長閑な立地なので、牧場までの道中も楽しめます。
香川県の田舎で【新生児~2歳】を子育てするデメリット
危険な虫と出くわします
毒蛇やムカデ、蜂と接触する機会も出てきます。
虫が全くダメな方は、田舎暮らしには向いていないので、都会で過ごしましょう。
『虫が苦手』程度であれば、心配しなくても大丈夫です。 慣れてきます。
虫の特徴をしっかりと把握し、接触する機会を減らしたり、
適切な対処法の知識を入れることで、問題を回避できます。
回避方法 | 噛まれたら | |
毒蛇 (マムシ・ヤマガカシ) | ・草刈りを定期的に行う ・長靴を履く ・毒抜きツールを準備しておく | ・救急車を呼ぶ ・心臓に近い方を縛る ・毒を抜く |
ムカデ | ・ものを散らかさない ・ハッカ油スプレーを予防に使用 | ・患部を厚いお湯で洗う (43~46度。熱に弱い) ・安静にして様子を見る |
蜂 | ・近づかない ・黒っぽい衣類を着ない | ・安全な場所まで移動 ・傷口を強く絞りながら水で洗う ・水で冷やす |
自然界の危険と向き合っていくことも、
田舎暮らしの醍醐味だと思います。
電車や飛行機の便が少ない
こどもたちは電車や飛行機が大好き。
都会ではひっきりなしに電車が行きかいますが、
田舎は便が少なく、待っている時間が多くなります・・。
- 琴電よりもJRが便が多い
- 琴電は、車掌さんが手を振ってくれる確率が高い
- 待つ時間も楽しみを見つける
田舎景色を背景に走るローカル線は、
味があって、逆に価値を生んでいるように思います。
今年は、ウクライナカラー仕様の琴電も走っています
病院までが遠い
赤ちゃんが生まれてからは、
『何かあったらすぐに病院へ』という安心感が欲しいです。
また、定期検診も多いため、病院が近くにあると安心ですが、
田舎は病院までが遠いでしょう。
車で連れていくのが一般的となります。
- 車の免許が必要なこと
- 車を所有すること
- チャイルドシートを準備する必要があること
香川県は街もあり、病院が多い地域もありますので、
生活する上での、ご自身の優先順位と照らし合わせながら、
選択していくと良いでしょう。
緊急を要する時は、迷わず救急車!
まとめ
香川県の田舎で、赤ちゃんを育てていくことは、
子どもたちにとっても、メリットの方が多いと思います。
都会暮らしは便利だけど、田舎よりも、のびのびとは暮らせない。
色々と制限がかかってしまう生活よりも、
長閑な環境で赤ちゃんを育てていく。
これらが、心から豊かに暮らしていける、第一歩だと感じます。
【香川県の田舎で子育て】を是非、検討されてみてはいかがでしょうか。
【香川県の田舎で子育てをするメリット・デメリットシリーズ】②【幼児編】はこちら↓
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